Suara LIVE TOUR 2007~惜春奏歌~

Suara LIVE TOUR 2007~惜春奏歌~

お待たせ致しました。5月4日埼玉の大宮ソニックシティ小ホールで行われたライブの模様をお伝えします。ただ、今回は特別にSuaraとも親交の深いライター “斎木美香(二葉堂)” さんにレポートをお願い致しました。では斎木さん、よろしく~!!


4月28日の大阪に引き続き、6日後の5月4日、今度は埼玉の大宮ソニックシティ 小ホールでライブが開催されました。
Suaraさんにとって記念すべき初のホ ールライブ! 
きっとガッチガチに緊張しているんだろうな~と思いつつ、開演15分前に楽屋を覗いてみると普段と変わらないSuaraさんの姿が。
ちょうど ステージ衣装に着替えるときでバタバタしつつも、「これ、本当に開演直線の 楽屋裏ですか?」 といったピリピリ感がまったくない楽屋でした。

後日、「あのときは、ものすごく緊張していたんですよ~」 といわれましたが、そんな素振りをまったく感じさせないSuaraさん。

さて、その頃になると、ロビーでツアーグッズなどを買い求めていた人たちの姿もまばらとなり、皆自分の席へ。いまかいまかとライブへの気持ちが高まるなか、定時にライブが開演。



「睡蓮-あまねく花-」 の前奏が流れ、ステージ中央に白いドレスに身を包んだSuaraさんが登場。
大きな拍手に迎えられ、「君のかわり」 「lesson」 と立て続けに披露。聞き惚れるように静まった会場にSuaraさんの声だけが響き渡る。
1曲目よりも2曲目と、声の声量も伸びもだんだんとよくなっていき、ぐいぐいとSuaraワールドに引き込まれていく。

そして、今回はじめてのMC。簡単なあいさつの後、 「大阪にきてくださった方は、あれ? 1曲目からなんか違うぞって、もしかして構えて待ってくれていたかもしれませんけど」 とSuaraさんがいっていたように、今回のライブ、大阪と埼玉では衣装からセットリストまでガラリと変えての公演となったのだ。
大阪は会場がライブハウスということもあり、Tシャツにジーパンというラフなスタイルで最初から飛ばし気味の公演だったのに対し、埼玉はホールでのライブを意識し、衣装もドレス、構成も開演からしばらくはゆったりと聴いてほしいという希望から、しっとりとした楽曲からのスタートとなった。

続けて 「I am」 「十月雨」 「MOON PHASE」 を披露。

次のMCでは、今回のツアータイトルである 「惜春奏歌」 の理由を語りはじめる。
ライブ開催時期が4月5月の時期的な意味も含め“奏でる”という字をどこかで使いたいことや、楽器はいろんな音色を “奏でる” が、自分もまた声で楽器のようにいろんな音色を “奏でたい” ことなど、その想いはこのライブで確実にファンの心に届いたことだろう。

ステージの端から“恒例”になりつつあるピアノが登場。
アマチュアでユニットを組んではじめて作った思い出の曲 「傘」 を歌い始める。

ステージ上にはSuaraさんがひとり。
ピンスポットの柔らかな光に照らされなががら、ゆったりとしたなかにも力強く想いの籠もった声が会場に響く。
また、ここでは大阪会場と同様に誕生秘話も披露されたのだ。

そして、再びバンドメンバー登場! 
Suaraの愉快な仲間たちのトップバッターは、 “しんちゃん” ことドラムスの渡部真吾さん。Suaraいわく 「クールで天然」 らしい。
2番手は “たっくん” ことベースの相沢卓也さん。なぜか、会場から 「たっくん」 コールが! ネタを何も考えていなかったとか。
3番手は “りゅうちゃん” ことキーボードの井内竜次さん。彼にも 「りゅうちゃん」 コールが! Suaraさんから、朝イチのメールの内容をバラされ会場の笑いを誘う。
最後は “じゅんちゃん” ことギターの下谷淳蔵さん。もちろん会場からのコールありで登場し、トリとして会場を沸かす。

ここからちょっと趣向を変え、アコースティックコーナーへ。
「旅立つ人へ」 「時の河」 の2曲を披露した後は、こちらも恒例となりつつあるカバー曲のコーナーへ。
ファンからのリクエストやアクアプラスのスタッフと話し合った結果決まった楽曲は、『Routes』 のエンディングテーマである 「あなたを想いたい」。
タイトルが発表されると嬉しさのあまり、会場からは歓声があがる一幕も。
そのままMCを挟まず、「星座」 へと流れる。

ファンへ 『アニメロサマーライブ2007』 出演の報告をした後は、「Suaraにもアゲアゲな(笑) ノリノリな曲も結構あるので、ここからはぜひ盛り上がってほしいなと思います」というSuaraさんの声とともに会場からは大歓声が。
総立ちとなり、会場が一丸となり手拍子とコールがも響き渡る。また先ほどまでとは打って変わってSuaraさんもステージを動き回った。
「一番星」 「夢想歌」 「光の季節」 「アオイロの空」 と続き、会場のテンションは最高潮へ。
1曲1曲終わるごとに拍手と歓声が会場を包む。

そして、ファンへの感謝の気持ちを述べた後は、ラストの1曲、Suaraらしく叙述的な 「キミガタメ」 へ。真っ赤に彩られたステージで、今回、最高の伸びのある声で大切に最後の1曲を歌い上げていく。

拍手と大歓声の中、ステージを去るSuaraさんとバンドメンバーに、すぐさまアンコールの声が。
少し時間をおいて、ライブTシャツに着替えたSuaraさんとメンバーが登場。

挨拶もなく 「君だけの旅路」 を歌い出し、会場からも一緒に歌う声が聞こえる。
アンコール前のテンションを維持したまま、会場は大盛上がり。Suaraさんもファンに負けじと縦横無尽に動き回る。そのまま間を入れず「トモシビ」へ。
途中の間奏ではSuaraさんから今回のライブへの感謝の気持ちと共に「心のトモシビをずっとともしていけるように」一緒に歌ってほしいという希望があり。そこからは会場がひとつになって 「トモシビ」 を大合唱!

会場からは 「Suara最高!」 との声が。彼女もまた 「みんな最高!」 といったやり取りもあり、最後のMCの途中ではライブに遊びに来ていた 『うたわれるもの』 の出演者である柚木さんと三宅さんから 「Suaraちゃーん」 と声がかかる一幕もみられた。

そして、「またぜひ会いましょう」 とのあいさつした後は、「ありがとう」 の感謝の気持ちを込めて本当に最後の1曲 「はじまりの約束」 へ。
これ以上にない拍手が続き、ライブは幕を閉じたのだ。

終演後の楽屋裏、 「よかった」 と感想を伝えにいった方へに 「ライブ前に食べたバナナが、ここ(喉)まできてて。直前にバナナはあかんな~と思ったよ」 と返すSuaraさん。
終演後も相変わらずの大物ぶりを発揮してくれました(笑)。

以下、Suara LIVE TOUR 2007~惜春奏歌~@大宮ソニックシティ 小ホールのセットリストです。

1. 睡蓮-あまねく花-
2. 君のかわり
3. lesson
4. I am
5. 十月雨
6. MOON PHASE
7. 傘
8. 旅立つ人へ
9. 時の河
10. あなたを想いたい
11. 星座
12. 一番星
13. 夢想歌
14. 光の季節
15. アオイロの空
16. キミガタメ
《アンコール》
17. 君だけの旅路
18. トモシビ
19. はじまりの約束

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